劇場公開日 1985年9月14日
あらすじ
六甲山にある聖サフラン教会のシスターである今日子がオルガンで賛美歌を演奏している。天竜組の二代目の天竜晴彦はヤクザでありながら、その端正な美しさから今日子に惚れ抜いており、子分にクリスチャンの洗礼を受けさせてしまった。また晴彦同様、今日子に恋心を寄せる刑事の神代は、実家が天台宗の寺で、これまた厚いカベが。ところが今日子自身はというと、ある嵐の日に運命的に出会った英二に密かに想いを寄せていた。周囲の人々の思いが交錯する中、今日子の運命は思いがけない方向へ進み始めるのだった。
角川事務所が10周年記念として製作された映画。
時代を感じるもこの時代の邦画は好きな作品が多い。
コメディ仕立てのめちゃくちゃな部分も多いがいい役者さん達のおかげで
そこが娯楽映画として十分楽しめる。
今はなくなったいい役者さんも入れば今では大御所の俳優さんの若手時代もみれる。
そして志穂美悦子 がまさに当たり役。
かわいくもあり後半ではスカッとする啖呵も切り、アクションシーンはほぼないが
アクションスターだからこその”アクション出来ない感”がよく演技できている。
とにかく登場する俳優さんの演技と 井筒和幸 監督、脚本 つかこうへい の黄金タッグで
いい意味で古臭さはあるもののとてもいい映画です。
何度も見たい映画度
何度も見たい映画